胸郭出口症候群


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胸郭出口症候群とは、物干し竿に洗濯物を取るときや、上にある荷物を取ろうとした際に上肢を上に上げる動作で痺れや肩、腕肩甲骨の周りに痛みが起こる症状です。また、小指側の腕側に沿って鈍い痛みや鋭く刺さるような痛みもあります。それにより、運動障害などにも陥ります。運動障害に陥ると手や腕を使う習慣がなくなるため筋肉が落ちていき手内筋が痩せていき、手の甲に間凹ができてきます。手のひらの膨らみも痩せていきます。胸郭から出ている腕神経叢の鎖骨下動脈の圧迫による症状なため、上肢は血行が悪くなり、痛みが出始め、白っぽくなっていき、手の方は血流が乏しくなっていくため、青紫ぽくなり、外見の変化にもつながる症状です。
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胸郭出口症候群に対する当院の考え
当院での胸郭出口症候群に対する考えは日常生活に支障がきたすため、改善すべき症状だと考えています。主婦の方などは洗濯物を取り込むことや、上のものを取ることが多いため、普段の生活に支障が出てしまいます。お仕事をされている方は痛みや息苦しさによりや痺れにより、作業効率が落ちてしまうため、ストレスや普段よりも疲れやすくなってしまいます。精神と身体の痛みは繋がっているため、痛みや痺れにより不安な状態が続いてしまいますと、痛みは増すばかりです。そのため、早く改善をし、精神と身体どちらも負担がかからない身体にしないといけません。
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胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか
胸郭出口症候群を放っておくと、大変なことになってしまいます。最初は少し上肢が痛くなったり痺れが少しある程度なのですが、自然治癒されることもあるので痛み、痺れ共に解消はされます。しかし姿勢不良により繰り返すことが多いため、姿勢不良の原因である骨格、筋肉を正しい位置に戻さないと繰り返す度に症状は重くなっていき、物が掴めなくなるほど握力が低下してしまったり、日常生活やお仕事が普通に過ごせなくなるほどの痺れに悩まされてしまいます。そのため少し痛いなや痺れが出始めた時に、早急に対応することが大切なのです。
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胸郭出口症候群の改善方法
胸郭出口症候群の改善方法としては姿勢不良による巻いてしまって前方に突出してしまった肩による骨格と肩周りの筋肉による腕神経叢の圧迫で起こってしまうため、肩の巻きを取る必要があります。ただ肩の巻きを取るだけではなく、背骨の歪みを治さなければ、猫背が続いてしまうため、継続して施術を受けていき、骨格を正していくことと、筋肉のクセを取らなければいけません。その後に胸郭出口症候群を繰り返さないためにも予防することも大切です。神経ブロック注射や患部に超音波を当てたり、緊張してしまった筋肉を緩めることも大切です。
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胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?
当院の施術メニューで胸郭出口症候群に効果的なメニューは骨格矯正と猫背治療です。撫で肩になってしまったり、巻き肩になってしまうと、肩前方の筋肉が骨に引っ張れて圧迫してしまう状況を作るため、胸郭を狭めてしまいます。そのためまずお仕事でデスクワークが多い方やスマートフォンをいじっていくことにより、積み重ねで巻いてしまった骨格を治さなければいけません。当院の骨格矯正はその巻いてしまった肩周りの骨格を整えることができる施術です。猫背治療は簡単に言うと上肢の筋肉矯正です。猫背の原因である。大胸筋、小胸筋、腸腰筋を狙って伸ばすことができる施術です。
その施術を受けるとどう楽になるのか
当院の施術を受けていただくと、歪んでしまった骨格を全身から治すことにより、胸郭が開き圧迫していた、鎖骨下動脈を正常な位置に戻すことが出来るので息苦しさをなくすことができます。胸郭が開いたことにより、酸素を取り込みやすくなるので、怪我や疲れにも早く治癒できる体作りもできます。猫背治療の方は綺麗にした骨格の周りのクセがついてしまった筋肉を伸ばして矯正していきます。これにより今まで巻き肩の原因である筋肉のクセをとることができます。
改善するために必要な施術頻度は?
改善するには1年かかると当院の方では考えており、細胞の入れ替わりが3ヶ月周期で行われており、古い細胞が新しい細胞になることにより体の不調を整えていきます。3ヶ月目では痛みが取れてきて、6ヶ月では姿勢の自覚が出てきて、9ヶ月では姿勢が安定してきて、12ヶ月では私達のメンテナンスがいらないお身体を目指すことができます。